世界遺産20周年と連動 4年目の「銀河」運行、JR西が和歌山・紀南コース
銀河は、2021年度から紀南コースでの運行を始めた。3年目(昨年9月1日〜3月3日)の乗車人数は、前年度比1・55倍の4554人。おもてなしの充実やそれまで旅行会社の専用商品だったのがインターネットや窓口で気軽に買えるようになったこと、ダイヤの見直しが要因という。
この日の会議では、協議会会長の田岡実千年新宮市長が「今年は世界遺産登録20周年の節目であり、今まで以上に紀南地方を挙げて盛大なおもてなしをさせていただければ」とあいさつ。本年度の事業計画として、世界遺産登録20周年を記念した特製ノベルティを乗客に配ることや紀南7市町村を舞台としたクイズラリーを初開催することなどを決めた。
4年目の銀河は7月1日〜9月25日に運行する。
JR西日本によると、新たなおもてなしや1年目以来となる夏休みシーズンの運行、世界遺産登録20周年と連動した誘客により「3年目以上の乗車率を目指したい」としている。