“第5のメジャー” と呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」がいよいよ開幕した。賞金総額2500万ドル(約37億円)というツアー史上最高額をかけた戦いが、ツアー屈指の難コースとされるTPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムコースで展開される。


その初日、1番ホールのティイングエリアに、本大会の第1回大会チャンピオンのジャック・ニクラスが登場、歴代優勝者たちと挨拶を交わす姿を米国男子ツアーの公式インスタグラムが公開した。
 
第1回大会が開催されたのは1974年。当時は「トーナメント・プレーヤーズ選手権」という名称だった。34歳で初代チャンピオンとなったニクラスは、76年、78年にも優勝。本大会で3勝を挙げているのは、未だにニクラス1人だけだ。
 
米国ツアー73勝(メジャー18勝)、米国シニア10勝、欧州1勝という “帝王” ニクラスは、84歳になっても変わらずに元気な姿を見せてくれた。
 
写真で公開されたのは、2021年大会の優勝者ジャスティン・トーマス、昨年5打差をつけて完勝したスコッティ・シェフラー、2015年にプレーオフを制して優勝したリッキ・ファウラーという歴代優勝者たちと会話をする姿だった。
 
この写真を見たファンは、「最高」「唯一無二の存在」「かっこいい 彼は伝説だ」と、ニクラスの登場を喜び、「3人の選手は栄誉を楽しんでいたと確信しています!!!」と、会話を交わした選手たちの気持ちに思いを寄せていた。
 
大会初日を終え、シェフラーは首位と2打差の6位タイ、トーマスは6打差の56位タイにつけている。ファウラーは出遅れてしまったが、2日目の巻き返しに期待したい。


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