ボール部門では『プロV1』が4週連続で1位。2位には『プロV1x』が入っており、『プロV1シリーズ』が盤石の人気を誇っている。一方で、今年2月にリニューアルされたHONMAの新『D1』が今週も6位と苦戦しているように見えるが、有賀園ゴルフ西東京店の下田英二さんにボールの販売状況を聞くと意外な裏事情を教えてくれた。


「ボールは『プロV1シリーズ』が売れているのはずっと変わっていませんが、最近は試打をしてデータ計測をしたときに『プロV1』の方が『プロV1x』よりもドライバーの飛距離が出る人が増えました。性能的にも『プロV1』の方がスピン量を抑えられているので飛距離性能は少し高いと思います。あとは打感ですね。『プロV1x』も決して硬いわけではありませんが、『プロV1』の方が軟らかいので、『プロV1』を選択する人が多くなっています」

2月に発売された『D1』が苦戦している理由は?

「実は、当店でもまだ前作の在庫が残っているので新しい『D1』が入荷していません。それと一時期に比べると低価格帯のボールを買っていた人が、ロストボールを購入するようになった傾向もあります」

発売から約2カ月が経過しているが、他の店舗に聞いても、新『D1』が入荷されていないという店舗は意外と多かった。昨年は1年間を通して、ボール部門の1位をキープしていた『D1』だけに、全国の店舗に安定して入荷されるようになれば、ふたたび1位に返り咲く可能性は高いだろう。
 
【ボール売り上げランキングトップ3】
1位 タイトリスト プロV1
2位 タイトリスト プロV1x
3位 ブリヂストン ツアーステージ エクストラディスタンス
※データ提供:矢野経済研究所、4月15日〜4月21日のデータ

◇ ◇ ◇

●アイアンセットの“普通の5番アイアン”は、打ちこなすのは難しい。だが、ロフト25度前後のクラブこそスコアメイクには重要という。関連記事【ロフト25度の番手が重要なんて知らなかった! 飛び系アイアンか? ユーティリティか? それが問題だ】を読めば、ロフト25度前後のベストギアが見つかるかも!?


<ゴルフ情報ALBA Net>