5月17日、「共同親権」を盛り込んだ民法などの改正が参議院本会議で、自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主各党の賛成多数で可決されました。以前から反対の声が大きい「共同親権」ですが、ネット上ではどのような反応でしょうか。見ていきましょう。

■「日本どうなっちゃってんだよ」

「夫婦別姓と同性婚は永遠に検討してるくせに、人の命がかかっている共同親権は強行採決かよ。クソすぎる」

「強行採決ですよ。強行でないと採決できないことをしているということですよ」

「インボイスにせよ共同親権にせよ反対の声これだけ上げても強行採決するなら、そらみんな子供もてねえよ独裁政権だもんこの国」

「ていうか事実上、元夫によるD○Vやらス○ーカーを国が間接的に擁護してるようなもんじゃん、日本どうなっちゃってんだよ」

「離婚後、一回も会ってなくて養育費一切払ってない奴が少し育児落ち着いた頃に共同親権取ります。父親ですって出てくるとか無理〜」

「共同親権、家裁の友人からも「勘弁してほしいし、いまのままで運用できるとはとうてい思えない」というLINEをもらっています」

「共同親権とかいう馬鹿な制度導入したよね。得するのは誰ですか?親権を得られなかったモラ夫達は喜んで子供に会いに行くだろうね笑 ほんとクソみたいな制度だよ」

など、怒りの声が多数上がっています。こんなにも反対の声が上がっているにもかかわらず、「共同親権」は“可決”されてしまいました。

■現在は「単独親権」の日本
現在日本は、離婚後に父親と母親、どちらかが子どもの親権を持つ「単独親権」を採用しています。今回の可決により、今後は「単独親権」に加え、双方に親権を認める「共同親権」も導入される見通しです。

これまでも「共同親権」の問題点は多く指摘されており、山添拓参議院議員や野田聖子元総務相らが反対してきました。今後はどうなっていくのか注視していきたいですね。