ランパード

今季開幕から調子が上がらず、最終的に12位に終わったチェルシー。トゥヘル、ポッター、ランパードと1シーズンで3人の監督に行方を委ねられたが、全て上手く行かなかった。

21/22年は勝ち点74を獲得して3位だったが、22/23年は勝ち点44で12位。前シーズン比で「勝ち点-30」は、プレミアリーグにおいて4件目である。しかし、過去にはこれよりも多く勝ち点を減らしたチームもある。

今回は、プレミアリーグ前年比で最も勝ち点を減らしたチームワースト7を紹介していこう。

4位タイ リーズ(-30、94/95年→95/96年)

94/95年に勝ち点73を獲得して5位で終わったリーズだったが、95/96年は勝ち点43の13位に終わった。ただ、この年は42試合制から38試合制に変わったことも一つの要因となっている。

4位タイ イプスウィッチ(-30、00/01年→01/02年)

99/00年に2部リーグ3位に終わったが、プレーオフを勝ち抜いてプレミアリーグに昇格した。1年目となる00/01年は勝ち点66を獲得し、5位でフィニッシュ。いきなり躍進をみせたが、翌年勝ち点36の18位に終わり、2部降格が決定した。それ以降はプレミアリーグに昇格することなく、現在は3部リーグに所属する。

4位タイ リヴァプール(-30、19/20年→20/21年)

19/20年に勝ち点99を獲得し、プレミアリーグ初優勝を達成したリヴァプール。2位マンチェスターCに勝ち点差18をつけるなど圧倒的な強さを見せつけた。しかし、翌20/21年は勝ち点69で3位に終わった。

4位タイ チェルシー(-30、21/22年→22/23年)

21/22年は勝ち点74を獲得して3位だったが、22/23年は勝ち点44で12位。トゥヘル、ポッター、ランパードと1シーズンで3人の監督に行方を委ねられたが、全て上手く行かなかった。また、大型補強も順位をあげることには繋がらなかった。

3位 シェフィールドU(-31、19/20年→20/21年)

18/19年にチャンピオンシップで2位に終わり、プレミアリーグ昇格を果たしたシェフィールドU。1年目は勝ち点54を獲得して9位でシーズンを終えたが、翌20/21年は勝ち点を23しか積み重ねることができず、最下位で2部に降格した。23/24年はプレミアリーグに復帰することが決まっている。

1位タイ チェルシー(-37、14/15年→15/16年)

14/15年に勝ち点87を獲得してプレミアリーグ優勝を成し遂げたチェルシーだったが、翌15/16年は勝ち点わずか50で10位に沈んだ。この-37は過去最高タイである。しかし、さらに翌年には勝ち点93を獲得して優勝しており、この+43は過去最高記録となっている。

1位タイ レスター(-37、15/16年→16/17年)

タイ記録で並んでいるのはレスター。13/14年にチャンピオンシップで優勝してプレミアリーグに昇格すると、初年度は勝ち点41位の14位に終わる。しかし、翌年には快進撃を見せ、勝ち点81でリーグ優勝を果たした。ただ、翌16/17年には勝ち点44で12位に終わっている。22/23年はプレミアリーグ18位に終わり、チャンピオンシップ降格が決まった。

(By ALLSTARS CLUB編集部)