今回は、プレミアリーグの開幕戦においてハットトリックを決めた10人の選手を紹介していこう。
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスターU対リーズ、5-1、21/22年)
19/20年の冬の移籍市場でマンチェスターUに移籍したブルーノ・フェルナンデス。20/21年にはリーグ戦18ゴール12アシストという圧巻の成績を残した。開幕戦ハットトリックを決めた21/22年も36試合(スタメン35試合)に出場し、10ゴール6アシストという結果となった。
モハメド・サラー(リヴァプール対リーズ、4-3、20/21年)
17/18年にリヴァプールへ加入し、いきなり当時のプレミアリーグ得点記録を更新した。その後も安定して20ゴール前後を記録している。20/21年の開幕戦でリーズ相手にハットトリックを記録。リーズは翌年にブルーノ・フェルナンデスにハットトリックを許すこととなるため、2年連続での屈辱となった。
ラヒーム・スターリング(ウェストハム対マンチェスターC、0-5、19/20年)
17/18年にブレイクしてから2シーズン連続で二桁ゴール・アシストを記録していたスターリング。19/20年も開幕戦でハットトリックを決めると、最終的にリーグ戦20ゴールを達成した。
ディディエ・ドログバ(チェルシー対WBA、6-0、10/11年)
長年エースとしてチェルシーを支えてきたドログバ。09/10年にはリーグ戦29ゴールで自身2度目の得点王に輝き、その勢いを維持して翌シーズン開幕戦でハットトリックを決めた。同シーズンでは、最終的に11ゴールを記録した。
ガブリエル・アグボンラホール(アストンヴィラ対マンチェスターC、4-2、08/09年)
レンタル期間を除けば、キャリアをアストンヴィラで全うしたアグボンラホール。07/08年に自身初となる二桁得点を記録すると、翌年は開幕戦からハットトリックを達成した。ちなみに当時のマンチェスターCはまだ豊富な資金が入ったばかりで、決して今のような強豪ではなかった。
ディオン・ダブリン(コヴェントリー対チェルシー、3-2、97/98年)
同シーズン4位でシーズンを終えることになるチェルシー相手に開幕戦でハットトリックを決めた。最終的にダブリンはリーグ戦18ゴールをあげ、マイケル・オーウェン、クリス・サットンと共に得点王に輝いた。
ファブリツィオ・ラバネッリ(ミドルズブラ対リヴァプール、3-3、96/97年)
同シーズンにユヴェントスからミドルズブラへ移籍したラバネッリ。いきなりリヴァプール相手にハットトリックを決めるという強烈なデビューを飾った。同選手はリーグ戦16ゴールという活躍を見せたが、チームは2部リーグへ降格した。
ケヴィン・キャンベル(コヴェントリー対ノッティンガム・フォレスト、0-3、96/97年)
当時ノッティンガム・フォレストに所属していたキャンベル。アーセナルから移籍後2年目となる96/97年に開幕戦ハットトリックを記録した。実はこのシーズン、先述のラバネッリと合わせて2人の開幕戦ハットトリック達成者がいた。
マット・ル・ティシエ(サウサンプトン対ノッティンガム・フォレスト、3-4、95/96年)
当時サウサンプトンでゴールを量産していた同選手。93/94年には42試合制ではあるが25ゴールを記録した。95/96年開幕戦でハットトリックを決めたが、今回の10人の中で唯一敗戦となった。
ミッキー・クイン(アーセナル対コヴェントリー、0-3、93/94年)
31歳で迎えたシーズンの開幕戦でハットトリックを記録。同シーズン最終的に4位でフィニッシュするアーセナルをいきなりどん底へ突き落した。『Opta』によると、全コンペティションにおいてアウェイのアーセナル戦でハットトリックを決めたのは、クインが最後だという。
(By ALLSTARS CLUB編集部)