同名マンガを永野芽郁&高橋文哉の初共演で実写映画化する『からかい上手の高木さん』が、2024年5月31日より公開される。このたびその主題歌がAimerの書き下ろし楽曲「遥か」に決定。これを用いた最新予告映像と、ポスタービジュアルもお披露目となった。

『からかい上手の高木さん』は、シリーズ累計発行部数が1,200万部を突破する大ヒットを記録した、山本崇一朗による青春コメディ。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片は、どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るも、いつも見透かされて失敗してしまう。そんな二人のからかいをめぐる日常を描くストーリーが話題を呼び、これまでTVアニメ化、アニメ映画化を果たしてきた。

実写映画では、とある理由で高木さんが島を離れることになり、二人が離ればなれになってしまってから10年の月日が経った頃、島で二人が再会するところから始まるオリジナルストーリーを描く。

このたび、そんな本作の主題歌をAimerが担当することが明らかになった。本作のために書き下ろされた楽曲は「遥か」というタイトルだ。Aimerは「今回のオファーを受け「『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています」とコメントする。
また「『高木さん』と『西片』二人のその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して「遥か」という曲を制作しました。 わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです」と、楽曲に込めた想いを語った。

さらに、楽曲を聞いた永野芽郁は「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が。ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」と話す。

高橋文哉は「主題歌を初めて試写で聴いた時、高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場での2人にしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった! と思うほど、言葉に表していなかった2人の感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲と共に皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と寄せた。

なお本楽曲「遥か」は、今春よりTBSドラマストリームで放送が開始となる実写ドラマ『からかい上手の高木さん』の主題歌としても起用される。ドラマと映画の『からかい上手の高木さん』の世界観を繋ぐ、書き下ろし楽曲にぜひ耳を傾けてみたい。

そして、この主題歌「遥か」を使用した、切ないくらい純粋なふたりの想いがあふれ出す最新予告映像と、二人の距離感に思わずドキドキしてしまうポスタービジュアルもお披露目となった。予告は離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まり、高木さんと西片の「からかい」「からかわれ」のかけがえのない日々、ふたりの想いが交差していく。

小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimer の楽曲がさらに切なく、純粋なふたりの初恋からかいの物語を抒情的に描き出す。ラストカットの高木さんと西片、ふたりの笑顔は、観るものすべてに温かな想いを届けてくれる。

また本ポスタービジュアルには、小豆島の海を背景に、10年の経過を感じさせない親密な距離感でこちらを見つめる笑顔の二人があしらわれた。まるでこちらがカメラマンになったかのような錯覚になり、二人のドキドキが伝染してしまうようなゼロ距離のビジュアルにも注目だ。
このほか、第3弾キャストとして高橋文哉演じる西片の生徒役で、Netflixドラマ『御手洗家、炎上する』で本作の主演を務める永野の幼少期を演じた白鳥玉季、『カラオケ行こ!』でオーディションを経て大役を掴むなど話題作への出演が相次ぐ新鋭・齋藤潤の出演も発表されている。

実写映画『からかい上手の高木さん』は、5月31日より公開される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。

<以下、コメント全文掲載>

Aimer(エメ)

「からかい上手の高木さん」という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています。
『高木さん』と『西片』二人のその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して「遥か」という曲を制作しました。
わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。
作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです。

白鳥玉季(大関みき役)

まず、今泉監督と再びご一緒できることが嬉しかったです。
小豆島の綺麗な景色や自然の空気を感じながら、大関さんが町田くんに抱いた感情を考えて撮影に挑みました。クラスメイトと過ごした時間もすごく思い出深いです。
初めて脚本を読んだ時に感じた「ドキドキ」を、皆さんにも感じて欲しいと思います。楽しみにしていてください!

齋藤潤(町田涼役)

永野芽郁さんや高橋文哉さんとの共演を願っていたので、出演が決まった時は飛び跳ねてしまうくらい嬉しかったです。
町田は本作のオリジナルキャラクターなので、不安もありましたが、台本を読み込んで役作りに取り組みました。
高木さんと西片先生の関係性はもちろん、その中で生きる大関、町田も見守っていただければ幸いです!


作品概要
タイトル:映画『からかい上手の高木さん』
キャスト:
永野芽郁 高橋文哉
鈴木仁 平祐奈 前田旺志郎 志田彩良 白鳥玉季 齋藤潤 / 江口洋介
原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)
監督:今泉力哉 脚本:金沢知樹 萩森淳 今泉力哉
主題歌:「遥か」Aimer(SACRA・MUSIC/Sony・Music・Labels・Inc.)
プロデュース:大澤祐樹 森川真行
音楽:大間々昂
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
配給:東宝
公開:2024年5月31日(金)
(C)2024 映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館