ツインズ戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場し、7回に今季3号ソロを放つなど、5打数3安打1打点の活躍を見せた。この日は長打3本と大暴れし、4-2の勝利に貢献。米記者を「この世のものと思えないプレーをしている」と驚かせている。

 衝撃の長打力だ。7回2死走者なし。大谷は元広島の右腕ジャクソンと対戦し、真ん中速球を逆方向へ。高々と上がった打球は左翼席に届く3号ソロになった。打球速度106.9マイル(約172キロ)、飛距離376フィート(約115メートル)の一発。レフトフライかとも思われたが、さすがのパワーだった。

 大谷翔平はここ2試合で5安打を放っているが、いずれも長打。7日(同8日)のカブス戦で右中間三塁打、中越え二塁打に続き、この試合でも中越え二塁打、左翼線二塁打、そして3号ソロと続け、この時点で長打数メジャートップに浮上した。

 米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のXで大谷の長打力に言及。「ショウヘイ・オオタニはこの世のものと思えないプレーをしている」と衝撃を受けた様子で、第4打席を終えたところで直近21打数11安打であった事も紹介。「これは信じられない期間だ」と伝えた。

 大谷はここまで打率.345、OPS1.056を記録。この日の今季3号でメジャー通算174号に到達した。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が持つ日本人選手最多記録「175本」にあと1本に迫っている。

(THE ANSWER編集部)