確実性も長打も手に…打率.364、10本塁打

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたブレーブス戦に「2番・DH」で先発し4打数4安打の大暴れ。初回と8回に中越えの大アーチを放り込み、本塁打と打率の2部門で大リーグトップに並んだ。さらに8部門でトップに立ち旋風を巻き起こしている。

 大谷は4打数4安打で打率を.364まで引き上げ、フィリーズのボームに並んだ。本塁打は初回の9号でブレーブスのオスーナに並び、試合中に引き離されたものの、8回には中堅へ飛距離464フィート(約141.5メートル)の10号特大弾。4年連続の2桁本塁打で再びトップに。ア・リーグで10本を放っているヘンダーソン(オリオールズ)とトラウト(エンゼルス)にも並んだ。

 さらにこの試合を終えた時点で大谷は、52安打、14二塁打、長打率.685、OPS1.111、25長打、98塁打の各部門でも大リーグトップに立っている。実に「8冠」だ。

 ここまでの大谷は、長打に加えて確実性も増しているのが大きな特徴。1度目の右ひじ手術から復帰した2020年以降、毎年打率を上げてきており、進化は果たしてどこまで続くのか。

(THE ANSWER編集部)