井上尚弥&布袋寅泰の入場シーン

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、リングインでアドリブをしていたことを明かした。6日に東京Dで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。入場はギタリスト・布袋寅泰の生演奏だったが、「リングインと同時に布袋さんのアドリブに感激したのを鮮明に覚えてます!!」と“裏話”紹介している。

 歴史的興行を彩る中、まさかの事態が起きていた。4万3000人が見守ったメインイベント。井上の登場時、布袋が「バトル・オブ・モンスター」を爆音で演奏した。陣営と登場したモンスターに大歓声が注がれた。リングに向かい、ルーティンからリングイン。右拳を突き上げた。

 9日、布袋はXを更新し「もちろん生演奏は緊張するのだが、当日はもちろん入場のリハーサルはなくぶっつけ本番のパフォーマンス」と説明。さらに「尚弥くんがリングに上がる前に曲が終わりそうになり、最後はアドリブで引き伸ばし、チャンピオンがリングで手を上げる瞬間に合わせて演奏を締めくくった。のちに聞いたら尚弥くんも気づいてくれたとのこと。生だからできる本物の臨場感。」と振り返った。

 なんと互いにアドリブで対応したという。井上もこの投稿を引用し「生だからこそ出来た暗黙のコンビネーションでしたね。。リングインと同時に布袋さんのアドリブに感激したのを鮮明に覚えてます!!」とつづった。広い東京Dの入場はいつもより長いだけにハプニングもあったようだ。

(THE ANSWER編集部)