ネリ撃破の一戦を生観戦

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の次期挑戦者は、IBF&WBO同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)が有力視されている。井上が元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした6日、東京ドームのリングにも姿を見せた25歳。プロモーション側のCEOは「世界を震撼させられると確信している」などと自信を見せている。

 ネリを撃破した直後のリングインタビューで、グッドマン陣営との次戦交渉を進めたい意向を口にした井上。来場していたグッドマン本人もリングに上がり「自分もベルトが欲しくてここまでやってきた。絶対やりましょう」と前向きな姿勢を見せていた。

 グッドマンをプロモーションする「ノーリミット・ボクシング」は、公式インスタグラムに同社のジョージ・ローズCEOのコメントを掲載。「サムは、イノウエがここ数試合で経験してきたボクサーとは違う。サムが4つのベルトを持ち去ることは想像できるよ」「サムが世界を震撼させられると確信している」と打倒井上へ力強い言葉を残している。

 18戦18勝(8KO)で無敗を誇る25歳のグッドマン。WBOとIBFで同級1位となっており、今後の交渉の行方に注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)