「コピックアワード2024」の作品受付を開始

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5月10日〜6月30日(日)までの期間エントリー受付をしている、今回で第7回目となる「コピックアワード2024」。
一次選考発表は2024年8月、最終結果発表は2024年11月頃に予定されています。

コピックアワードは「世界中のコピックユーザーとつながる」ことをコンセプトにした、ウェブ上で作品を募集するコンテスト。コピックを使用したオリジナル作品を広く募集し、だれでも無料で参加することができます。

応募作品はコピックアワードの特設サイトに掲載され、自分の作品を多くの人に発信できると同時に、世界中の参加者の作品観覧も可能です。

「コピックアワード2024」とは

「コピックアワード」は、「世界中のコピックユーザーとつながる」ことをコンセプトにした、ウェブ上で作品を募集しているコンテスト。

2023年の開催では、世界82カ国からなんと3,900点を超える応募作品が集まり、コピックを使用したオリジナル作品を広く募集しており、誰でも無料で参加が可能です。

そして今回の審査員には、コピックを長年愛用されている「BEASTARS(ビースターズ)」などで人気の漫画家の板垣巴留氏をはじめ、国内外で活躍する画家の落合翔平氏、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのCDジャケットなどを手掛けるイラストレーターの中村佑介氏が選出。

さらに、トヨタのコンセプトカーなどのプロダクトデザインを手掛けるデザイナーの根津孝太氏、福島県クリエイティブディレクターであり、東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授の箭内道彦氏といった豪華なクリエイターを迎えて審査が行われるとのこと。

気になるグランプリ受賞者には賞金3,000USドルとコピックスケッチ全色(358色)、記念トロフィーを贈呈。

用意されている賞のなかには、応募時に18歳以下の応募者の作品の中から選ばれる特別賞「次世代アーティスト賞」が今年も100点選ばれるほか、13の賞が用意されているそうで、多くの方に受賞の機会が設けられたコンテストになっています。

豪華クリエイターの審査員

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板垣 巴留 氏 (漫画家)

1993年東京生まれで、2016年に、秋田書店「週刊少年チャンピオン」にて読み切り連作「BEAST COMPLEX(ビーストコンプレックス)」で漫画家デビュー。

その後、初連載となる「BEASTARS(ビースターズ)」が話題を呼び、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞や第11回マンガ大賞大賞、さらに手塚治虫文化賞新生賞などを多数受賞しています。

アニメ化もされ、現在は「週刊少年チャンピオン」にて「SANDA(サンダ)」が連載中。

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落合 翔平 氏 (画家)

埼玉県大宮生まれで、多摩美術大学生産デザイン学科のプロダクト専攻を卒業後、お笑い芸人として活動。

そして、2018年から画家として活動を始め、ダイナミックで予想不能な形状や立体感、力強い筆圧で描かれる線画が特徴で、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が主催するデジタルオークションハウス「JOOPITER」に作品を提供するなど、国内外で活動の幅を広げています。

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中村佑介氏 (イラストレーター)

1978年生まれの兵庫県出身で、大阪芸術大学デザイン学科を卒業。

その後、ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしなどのCDジャケット、「夜は短し歩けよ乙女」や「謎解きはディナーのあとで」、音楽の教科書などの書籍カバー、浅田飴、ロッテのチョコパイなどのパッケージのほか、数多くを手掛けています。

活躍はこれだけでは留まらず、アニメのキャラクターデザインやラジオ制作、エッセイ執筆など表現は多岐にわたり、飛鳥新社から発売されている画集「Blue」「Now」は、累計13万部を記録中とのこと。

また、飛鳥新社の教則本「みんなのイラスト教室」、復刊ドットコムのぬりえブック「COLOR ME」と「COLOR ME ,too」、飛鳥新社の最新刊CDジャケット全集「PLAY」も好評発売中です。

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根津孝太氏 (デザイナー) 

トヨタ自動車を経て、2005年にznug designを設立。

電動バイクzecOO、家族型ロボットLOVOT、トヨタコンセプトカー、サーモス携帯マグなどの開発を手がけ、グッドデザイン金賞など多数受賞しています。

2014〜2024年度のグッドデザイン賞審査委員にも選ばれ、著書は「アイデアは敵の中にある」「カーデザインは未来を描く」。

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箭内道彦氏 (クリエイティブディレクター)

1964年福島県生まれ、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後に博報堂を経て、風とロックを設立。

タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」など、数々の話題の広告キャンペーンを手掛け、福島県クリエイティブディレクター、東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授、2011年NHK紅白歌合戦出場のロックバンド猪苗代湖としても活躍しています。

過去のコピックアワード受賞者の活躍をご紹介

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Yu-Shan, Huang 氏:コピックアワード2017でグランプリ「Mini Specimen Box (ミニチュア標本箱)」
ホビーショー2019でクラフトのワークショップを依頼

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ほしみ 氏:コピックアワード2019で準グランプリ「永き眠りから覚めて」
受賞後、書籍「塗り絵でまなぶコピックのきほん」を発行

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CYON 氏 :コピックアワード2021準グランプリ「君はまるで閃光のように、」
COPIC_Official channel youtubeのメイキングの依頼

コンテストの賞についてはこちら

【グランプリ(1名)】
賞金:US$3,000
賞品:特製アクリルケース入りコピックスケッチ全358色セット、記念トロフィー、記念画集他

【準グランプリ(2名)】
賞金:US$1,000
賞品:特製アクリルケース入りコピックスケッチ全358色セット、記念トロフィー、記念画集他

【次世代アーティスト賞グランプリ(1名)】
賞品:特製アクリルケース入りコピックスケッチ全358色セット、記念画集他
※応募時に19歳未満の応募者が自動的に対象となる賞。

【審査員賞(5名)】
賞品:審査員サイン入りコピックセット、記念トロフィー、記念画集
※それぞれの審査員が選考する賞。

【入選(50名)】
賞品:コピックアワード2024 記念セット、記念画集
※審査員の選定により一次審査を通過した作品が入選となります。

【SNS賞(1名)】
賞品:コピックチャオ 全180色セット
※コピックアワードにエントリー済みでInstagramにも投稿された作品が対象となる賞。
※投稿の際には必ず指定のハッシュタグ必須。

【pixiv賞(1名)】
賞品:コピックスケッチ72色セット、記念画集、pixivプレミアム1年分、pixivisionにて単独インタビュー、書籍「VISIONS 2024 ILLUSTRATORS BOOK」
※イラストコミュニケーションサービス「pixiv」のスタッフが選考する賞。

【立体作品賞(2名)】
賞品:コピックスケッチ72色セット、ABSセット
※立体作品が対象となる賞。
※規定の作品サイズについては応募規約をご確認ください。

【エリア賞(10名、各エリアグランプリ1名、準グランプリ1名)】
賞品:コピックスケッチ72色セット
※各地域のコピックの販売代理店の推薦をもとに選考される賞。

【次世代アーティスト賞(100名)】
賞品:コピックアワード2024 記念セット
※応募時に19歳未満の応募者が自動的に対象となる賞。

【お気に入り賞(1名)】
賞品:コピックスケッチ72色セット
※コピックアワードにエントリーした方だけが利用できる「お気に入り」機能に多く登録された作品の中から選考される賞。

【マルチライナー賞(1名)】
賞品:コピックマルチライナー 全色全線幅、コピックポシェット
※コピックマルチライナー、コピックマルチライナーSPを使用した作品が対象となる賞。

【コピックチーム賞(3名)】
賞品:コピックスケッチ72色セット

コンテスト概要

【応募要項】
エントリー開始日:2024年4月1日(月)
応募期間:2024年5月10日(金)〜6月30日(日)
応募方法:下記サイトよりエントリーを行い、作品募集期間中に作品の登録を行なってください。
※作品が応募規約に準じていると判断され次第、コピックアワード特設サイトの「応募作品」ページに掲載されます。
エントリー・審査料:無料

【作品について】
①応募者の年齢・職業・国籍は問わず。
②テーマは自由。
③制作にはコピック製品を必ず使用すること。ただし、画材の併用は可能。
④作品の立体、平面は問わず。サイズはL420mm×W297mm×D300mm(A3サイズ)以内、重さ5kg以内で制作してください。縦横の規定はありません。
⑤これまでのコピックアワード、コンクール、公募展などで未発表の作品に限る。(但し、個展やSNSでの発表作品、コピックに関連する企業、または代理店の主催する公募展での発表作品は例外とし応募可能)
⑥作品は他者の著作権を侵害しないものとし、オリジナルのものに限る。

https://copicaward.com/ja/

ライター

ARETTO