北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は20日、イランのライシ大統領の死去に伴い、暫定大統領を務めるモフベル第1副大統領に弔電を送った。朝鮮中央通信が21日伝えた。

 弔電で金総書記は「ライシ大統領閣下は、国の自主権と発展利益、イスラム革命の獲得物を守るためのイラン人民の偉業に大きな貢献をした傑出した政治活動家であり、朝鮮人民の親しい友人だった」とたたえた。

 また、「イラン政府と人民が大きな喪失の痛みを克服し、強力で繁栄するイランを建設するために屈することなく力強く前進していくものと確信する」と強調した。