プロバスケットボールBリーグ2部(B2)の新潟アルビレックスBBは21日、今季最終戦をホームのアオーレ長岡でアルティーリ千葉と戦い、78―112で敗れた。通算7勝53敗で全14チーム中最下位となった。すでに降格圏が確定している。

 新潟は前半、接戦を繰り広げたが、後半に入って千葉の猛攻に耐えきれなくなり、大差をつけられた。試合後のセレモニーで、ブースター(ファン)を前にキャプテンの大矢孝太朗は「厳しく難しいシーズンになってしまった」と悔やみつつ、「その中でもブースターのみなさんに助けていただいた」と応援に感謝した。

 「1年でB1に返り咲く」を目標にB2へ降格して初めてのシーズンを戦ったが、主力選手が抜けた穴を埋めきれず、連敗を重ねた。来季は、B2の下位2チームとB3の上位2チームを入れ替えて行われる。ただ、財務状況などで審査されるライセンスを他チームが取得できるかも影響するため、降格か残留かが最終的に決まるのは23日。(白石和之)