スーパーGT第3戦鈴鹿の決勝暫定結果に対してNDDP RACINGが抗議提出。抗議却下も控訴へ
クラッシュにともなう赤旗中断の後、15時40分をもって終了となったスーパーGT第3戦鈴鹿は、18時00分の時点でNiterra MOTUL Zが優勝、WedsSport ADVAN GR Supraが2位、au TOM’S GR Supraが3位という暫定結果が出されていた。
ただNiterra MOTUL Zについて、今回の決勝レース中に義務づけられていた2回の給油をともなうピットストップを行わなかったとして、10チームから抗議が提出されており、20時40分付けでこの抗議が正当であると認められ、Niterra MOTUL Zに60秒を加算するペナルティが課せられ、WedsSport ADVAN GR Supraの優勝、2位はau TOM’S GR Supra、3位はMARELLI IMPUL Zという結果に暫定結果が改訂された。
しかし21時20分、この暫定結果No.14に対し、Niterra MOTUL Zを走らせるNDDP RACINGはスポーティングレギュレーション第14条1.に基づき抗議を提出し受理されたが、この抗議は大会審査委員会の審議の結果、21時30分時点で却下された。
この21時30分の時点から1時間、NDDP RACINGには控訴する権利が与えられたが、大会審査委員会は22時25分に、NDDP RACINGから抗議裁定結果に対し、控訴を行う意志が書面で提出されたと発表した。この結果スーパーGT第3戦鈴鹿の決勝結果の扱いは、控訴結果が確定するまで留保された。通常、この控訴はJAF日本自動車連盟のモータースポーツ審査委員会に提出され審議されることになる。6月4日中には結果は確定しないことになった。