大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、通訳を務めていた水原一平氏のスキャンダルに巻き込まれ、連邦検察やMLBも動く大騒動になった。大谷は口座からお金を盗まれた被害者となり、水原氏は銀行詐欺の疑いで起訴されている。MLBのコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏は、インテグリティプログラムがスポーツを守っていると主張したものの、米メディア『ファンサイデッド』は、そのコメントにおいて偽善者だと指摘した。

 

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 大谷が2017年12月にロサンゼルス・エンゼルスと契約を結んだ後、水原氏は専属通訳として一緒に渡米し、これまで大谷との関係を築いてきた。しかし、水原氏の違法賭博問題が明るみに出て、大谷の口座から1600万ドル(約25億円)以上を盗んでいたことが発覚。水原氏はドジャースから解雇され、大谷との関係を断つことになった。
 

 
 大きな騒動になったが、スポーツ賭博についてマンフレッド氏は「関与した選手はいない。私たちのスポーツや他のスポーツで問題が起きた時、改めて努力の焦点を見直すことになるが、我々のインテグリティプログラムが、監視と利用可能なデータという点で、スポーツを守っていると本当に思っている」と語っていた。しかし、水原氏の違法賭博問題の背景には、米国内で発展を遂げるスポーツ賭博市場の拡大がある。
 
 同メディアは、この発言とMLBの実態には矛盾があると指摘し「マンフレッドは、スポーツ賭博に関するコメントにおいて偽善者だ」と主張。続けて「米国のプロスポーツリーグがスポーツ賭博を受け入れているのは、それがもたらす金のためである。資本はすべてを解決する。マンフレッドは大口をたたくが、リーグの価値を高める機会を断つことはないだろう」と報じている。
 
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