◆ 大谷翔平が得点圏で適時打

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間19日のメッツ戦に「2番・指名打者」でフル出場。第3打席で開幕戦以来となる得点圏での安打を記録した。

 メッツ先発は、この試合が通算200試合目の左腕マナイア。初回の第1打席はフルカウントから真ん中付近のフォーシームを打つも、二ゴロに終わった。

 4点を追う4回表の先頭打者として迎えた第2打席は、一度もスイングすることなく四球で出塁。二死の後、5番テオスカー・ヘルナンデスへの初球で今季5個目の盗塁に成功。直後にテオスカー・ヘルナンデスが右前安打を放ち、ホームへ生還した。

 5回裏には二死一、二塁の好機で打席入り。カウント2-2から外角へのスイーパーを引っ張り、右前適時打。得点圏では開幕戦以来、21打席ぶりとなる安打を放ち、点差を2点に縮めた。

 7回裏の第4打席は3番手左腕レイリーと対戦。フルカウントから内角高めのスイーパーに空振り三振を喫した。

 9回裏、無死一塁での第5打席は5番手左腕ディークマンと対戦。カウント1-0から低めのスイーパーを打ち、二ゴロ。走者入れ替わって大谷が一塁に残ったが得点には繋がらなかった。

 この試合は5打席全て左腕との対戦で、4打数1安打、1打点、1四球、1盗塁、1三振という内容。今季成績は打率.356、OPS1.022で、4打数無安打に終わったムーキー・ベッツに代わって打率チームトップとなっている。