● パドレス 4−5 ロッキーズ ○
<現地時間5月13日 ペトコ・パーク>

 サンディエゴ・パドレスが同地区ロッキーズとのカード初戦に敗戦。松井裕樹投手(28)がリリーフ登板し、4試合ぶりに無失点で終えた。

 パドレスは4点ビハインドで迎えた6回裏、ジュリクソン・プロファーの7号2ランで追い上げると、7回裏にはジャクソン・メリルの3号ソロで1点差に。さらに連続四球で無死一、二塁とするも、ルイス・アラエスが遊ゴロ併殺打。続くフェルナンド・タティスJr.も凡退し、同点機を逸した。

 そのまま1点ビハインド迎えた9回表、4番手として松井が登板。先頭打者から空振り三振を奪うも、8番モンテロの投ゴロを捕球し損ねて出塁を許すと、9番ベックの内野安打に野手の失策が絡み、一死二、三塁。ピンチを背負ったが、続く1番ブラックモンの中直で二塁走者が飛び出し、併殺完成。無失点でイニングを終えた。

 パドレスは続く9回裏、3つの四球で一死満塁の絶好機を迎えるも、マニー・マチャドが痛恨の三ゴロ併殺打に倒れて試合終了。11四球を奪って再三チャンスを作ったが、あと一本が出ず惜敗。地区首位ドジャースとの差が6.5ゲームに広がった。

 直近2戦続けてセーブ失敗を喫していた松井は、4試合ぶりの無失点リリーフ。今季20試合目の登板を終え、防御率3.86をマークしている。