■川崎ブレイブサンダースvsサンロッカーズ渋谷(@川崎市とどろきアリーナ)
GAME1:5月6日14時5分 GAME2:5月7日16時5分

 中地区優勝が決まり、第3シードで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022−23」に進むことも決まっている川崎ブレイブサンダース。マット・ジャニングに続いてマイケル・ヤングジュニアもケガに見舞われて迎えた前節は、B1残留がかかる富山グラウジーズの気迫に圧され、GAME1は19点差という完敗だった。しかし、GAME2は前田悟が3ポイントシュート8本を含む自己最多の28得点を叩き出す活躍を見せ、21点差でリベンジ。GAME1で15得点を挙げた納見悠仁は、GAME2も5アシスト6スティールで貢献した。

 中地区は、3チームによる地区3位争いが激化。4位で前節を迎えたサンロッカーズ渋谷は、横浜ビー・コルセアーズという難敵が相手だったが、2戦ともハイスコアの熱戦を勝ちきった。GAME1ではジェームズ・マイケル・マカドゥ、GAME2ではケビン・ジョーンズがいずれも33得点をマークしたが、GAME1で15得点を挙げ、GAME2の試合終了残り0.7秒で勝ち越しのフリースローを決めた石井講祐の活躍も見逃せない。

 SR渋谷は信州ブレイブウォリアーズと勝利数で並んだが、敗戦数が信州より1つ多く、0.5ゲーム差で4位のまま。その信州に連勝したシーホース三河が1ゲーム差に迫る状況だ。ただ、三河との直接対決は2勝2敗ながら、得失点差では優位のため、今節で1勝すれば地区4位以上が確定する。そして、3位浮上のためにはGAME1の勝利が絶対条件。外国籍選手の数で上回るアドバンテージを、攻守両面で徹底的に活かしたい。

文=吉川哲彦

■ロスター
・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
マイケル・ヤングジュニア
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
納見悠仁
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

・SR渋谷(HC:浜中謙)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
ベンドラメ礼生
小島元基
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
石井講祐
津屋一球
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人
井上宗一郎