5月19日から21日にかけて、「第46回李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会」が開催。韓国ソウル市内の延世大学校にて新世代を背負う大学生が、国のプライドを賭けた勝負に挑んだ。

 女子は、A代表候補に名を連ねる朝比奈あずさ(筑波大学)がメンバーから離脱するも、インカレで6年連続優勝を果たしている強豪・東京医療保健大学から、林真帆、池松美波、岡本美優、大脇晴がメンバー入り。そのほかにも、A代表候補経験のある江村優有(早稲田大学)などを有した布陣で韓国女子学生選抜との戦いに挑んだ。

 A代表でも日本の強みとしている外角からのシュートや素早いトランジションを体現した日本女子学生選抜は、第1戦を79−57で快勝すると、続く第2戦は田中平和(白鷗大)が19得点6リバウンドの活躍を見せ、112−58とダブルスコアで圧勝。第3戦も79−44と大差をつけて勝利し、3勝0敗と圧巻の強さを見せ全勝で大会を終えた。

 一方、男子には三谷桂司朗や小川敦也(ともに筑波大学)など特別指定選手としてBリーグの舞台を経験しているメンバーや、昨年のウインターカップで優勝を果たしている開志国際高校出身の介川アンソニー翔(専修大学)、境アリーム(白鷗大学)などフレッシュな面々も参戦した。

 第1戦は、三谷を中心に得点を重ねるも、韓国学生選抜に20点差をつけられ61−81で敗戦。2日目の第2戦では、強豪・東海大のポイントガードである黒川虎徹を起点に課題を修正し、79−67で勝利。戦績を1勝1敗とし迎えた最終日は、三谷、小川、木林優(筑波大)、脇真大(白鷗大)がそれぞれ2ケタ得点をマークし接戦に持ち込むも、72−78で惜敗。1勝2敗で大会を終えている。

■男子結果
第1戦/日本代表 61−81 韓国代表
第2戦/日本代表 79−67 韓国代表
第3戦/日本代表 72−78 韓国代表
■女子結果
第1戦/日本代表 79−57 韓国代表
第2戦/日本代表 112−58 韓国代表
第3戦/日本代表 79−44 韓国代表