3月1日(現地時間2月29日)、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズがホームのクリプトドットコム・アリーナでワシントン・ウィザーズと対戦した。

 2月29日のロサンゼルス・クリッパーズ戦は116−112で白星を収めたレイカーズ。ウィザーズ戦の先発には八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスが名を連ねた。

 八村は第1クォーターの残り5分24秒にレイアップで初得点を挙げ、ラッセルやデイビスも好調をアピール。31−34とレイカーズの3点ビハインドで迎えた第2クォーター、レブロンが3ポイントシュートや“3点プレー”で会場を盛り上げると、八村も再びレイアップを決め切る。その後も激しい点の取り合いが続き、70−69とレイカーズが逆転して試合を折り返した。

 第3クォーターも一進一退の攻防が繰り広げられ、八村はラッセルとの連携からアリウープを披露。デイビスもゴール下で奮闘し、豪快なボースハンドダンクを叩き込む場面も。ラストオフェンスでレブロンのジャンパーは決まらなかったが、99−95とリードを保って試合は最後のクォーターへ。

 第4クォーター、試合は5点差を前後する緊迫した展開が続く。6点差で迎えた試合残り約6分半、八村がスティールを奪うとラッセル、レブロンとともに速攻へ。レブロンのレイアップは外れるも八村がオフェンスリバウンドを奪い押し込んだ。しかし、この日3ポイントが好調なウィザーズに連続得点を浴びると、徐々に点差を縮められたレイカーズは、残り約3分にカイル・クーズマの3ポイントで逆転を許した。その後も激しい点の取り合いが続くが、第4クォーター終了のブザーが鳴るもスコアは126−126の同点となり、勝負は延長戦にもつれこんだ。

 勝負のオーバータイム、クーズマの連続得点で追いかけるレイカーズは、レブロンが値千金のブロックと3ポイントを立て続けに披露し、再度リードを奪うことに成功。リードを守り切ったレイカーズが、最終スコア134−131で勝利した。

 2連勝となったレイカーズは、レブロンが31得点4リバウンド9アシスト、デイビスが40得点15リバウンド、ラッセルが22得点6リバウンド5アシストを記録。“古巣”との対決を白星で飾った八村は、約34分のプレータイムで8得点7リバウンド1アシスト2スティールを挙げている。

■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ − ワシントン・ウィザーズ
LAL|31|39|29|27|8|=134
WAS|34|35|26|31|5|=131