3月7日、愛媛オレンジバイキングスはタッカー・ヘイモンドと双方合意のもと、2023−24シーズンの選手契約を解除すると発表した。同選手はチームを退団し、同日15時からBリーグの自由交渉選手リストに公示される。

 アメリカ出身で現在29歳のヘイモンドは、195センチ97キロのシューティングガード兼スモールフォワード。NCAAディビジョン1のウェスタン・ミシガン大学を経てサンアントニオ・スパーズの下部組織であるオースティン・スパーズへ加入する。その後、ドイツやチェコのクラブチームに在籍し、豊田合成スコーピオンズで日本でのキャリアをスタートした。

 その後、昨シーズンはヴィアティン三重(B3)でプレーし、昨年夏に愛媛との契約が発表。今シーズンは43試合(先発13試合)に出場し、1試合平均18.8得点4.8リバウンド3.0アシスト1.0スティールをマークした。

 今回の発表について、ヘイモンドはクラブ公式サイトを通じ「今シーズン、チームメートと素晴らしい時間を過ごせました、そして愛媛での生活は楽しかったです。ブースターの皆さん応援ありがとうございました。残りのシーズンのチームの活躍を祈っています!」とコメントしている。

【動画】第20節で44得点10リバウンド6アシストを叩き出したヘイモンド