ユタ・ジャズは3月12日(現地時間11日)、オットー・ポーターJr.の引退を発表した。

 ポーターJr.は203センチ89キロのフォワードで、2013年にドラフト1巡目3位指名でワシントン・ウィザーズに入団。2018−19シーズン途中にシカゴ・ブルズへ移籍すると、その後はオーランド・マジック、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、トロント・ラプターズを含め計11シーズンにわたってNBAの舞台でプレーした。ウォリアーズ在籍時の2021−22シーズンにはNBA制覇を経験。直近では2月のトレードでジャズへ移籍し、プレーする準備が整っていると報じられたが、コートに立つことはなく、キャリアを終えることになった。

 NBA通算では527試合の出場で1試合平均10.3得点4.9リバウンド1.5アシスト1.1スティールを記録。30歳という年齢ながら自身の体が思うようにプレーできなくなり、現役を退くことを決断したという。