3月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ポートランド・トレイルブレイザーズは昨シーズンの王者デンバー・ナゲッツ相手に111−114で惜敗した。

 25日終了時点でウェスタン・カンファレンス14位のブレイザーズ(19勝52敗)は、すでにプレーオフ出場の可能性が消滅しており、3シーズン連続でポストシーズン進出を逃している。

 ただ、ブレイザーズはアンファニー・サイモンズ、ジェレミー・グラント、ディアンドレ・エイトン、シェイドン・シャープ、マルコム・ブログドンをケガで欠いていたこともあり、大胆な選手起用で臨んだ。

 このナゲッツ戦で、なんとブレイザーズはスクート・ヘンダーソン、トゥマニ・カマラ、ドゥオップ・リース、クリス・マレー、ライヤン・ルペアという5人のルーキーたちを先発起用。

 リースがゲームハイの24得点に8リバウンド2ブロック、ヘンダーソンが22得点6アシスト2スティール、カマラが16得点7リバウンド6アシストを残すなど、計6選手が2ケタ得点を残した。

 『Elias Sports Bureau』によると、NBAのボックススコアに先発と控えが掲載された1971−72シーズン以降、ルーキー5選手をスターターへ送り込んだのはわずか2度目。

 もう1つはロックアウトによって66試合の短縮となった2011−12シーズンの最終戦。ゴールデンステイト・ウォリアーズが2012年4月27日のサンアントニオ・スパーズ戦で5人のルーキーを先発として送り込んで以来、約12年ぶりの珍事となった。