4月3日、NCAA男子バスケットボールのシニア(最上級生)によるオールスターゲーム「リーシーズNABCオールスターゲーム」の出場選手が発表され、ネブラスカ大学の富永啓生が選出された。

 今シーズンが大学ラストイヤーの富永は、レギュラーシーズン31試合中29試合に出場し、1試合平均約26分のプレータイムで14.6得点1.3アシスト2.3リバウンド、3ポイント成功率37.1パーセントを記録。ネブラスカ大での活躍が評価され、所属カンファレンスのベストファイブにあたる「オールビッグ10」のコーチ投票でセカンドチーム、メディア投票でサードチームに選出されていた。

 4月6日にステートファームスタジアム(アリゾナ州)で開催されるNABCオールスターゲームは、大詰めを迎えているNCAAトーナメントファイナル4直前のイベントの一つとして行われ、NCAAディビジョン1の各大学から精鋭20名が参加。“和製カリー”とも称される富永は、オールスター前日の3ポイントコンテストに参加することもあわせて発表されている。

 バスケットボール日本代表でも主力の一角として期待されている富永が、大学最後の祭典でどのようなパフォーマンスを見せるのか。代名詞である3ポイントシュートにも注目だ。

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