4月17日、韓国の女子バスケットボールリーグ(WKBL)は、日本国籍の選手を各チーム2名まで受け入れ可能とする「アジアクォーター制(アジア枠)」を2024−25シーズンから導入することを発表した。

 WKBLのリリースによると、「アジアクォーター制」導入初年度は日本人選手のみが対象となり、事前募集を経て6月中にドラフトとトライアウトを実施予定。各チーム試合に出場できる日本人選手は1名のみだが、最大2名をロスターに加えることができ、対象選手には月給1000万ウォン(約111万円)が支払われるとのこと。

 現地メディア『JUMPBALL』が伝えた関係者の話によると、トライアウトとドラフトは「日本で開催する予定」だといい、Wリーグ所属選手のみならず、大学所属中の選手も選考対象とする方針だという。

 日本のWリーグと韓国のWKBLは、これまでも継続的に交流を重ねており、今回は他のアジア諸国に先駆けて調整が進んだことから、日韓連係が「アジアクォーター制」の第一歩となったようだ。