4月27日、各地でB1リーグ第35節の第1戦が開催された。

 東地区首位の宇都宮ブレックスは、同3位でワイルドカード争いのトップに立つ千葉ジェッツに82−55で快勝。一方、同4位の群馬クレインサンダーズと対戦した同2位のアルバルク東京は、オーバータイムにもつれた激闘に86−90で敗れ、宇都宮が地区優勝にあと一歩まで迫った。

 混戦が続く中地区は、首位の三遠ネオフェニックスが89−64で同8位の富山グラウジーズを撃破すると、同2位のシーホース三河は佐賀バルーナーズの追い上げを振り切り、73−65で大きな勝利をつかんだ。また、同4位だった川崎ブレイブサンダースは同3位のサンロッカーズ渋谷に69−68とわずか1点差で辛勝。この結果、川崎とSR渋谷の順位が入れ替わることとなった。

 西地区首位の琉球ゴールデンキングスは77−83で同2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに敗れ、地区優勝争いが激化している。また、同3位でワイルドカード2位の広島ドラゴンフライズは、同4位の島根スサノオマジックを71−67で破り、チャンピオンシップ進出圏内をキープ。この結果、32勝25敗で川崎、SR渋谷、島根が並び、島根はワイルドカード5位まで後退した。

 B1残留争いは、信州ブレイブウォリアーズが69−79で横浜ビー・コルセアーズに敗れると、茨城ロボッツも73−96で仙台89ERSに敗戦。信州が9勝48敗、茨城が11勝46敗とし、残り3試合でゲーム差は「2」となった。

 27日のB1試合結果は以下のとおり。

■4月27日のB1試合結果
島根スサノオマジック 67−71 広島ドラゴンフライズ
秋田ノーザンハピネッツ 73−65 レバンガ北海道
信州ブレイブウォリアーズ 69−79 横浜ビー・コルセアーズ
千葉ジェッツ 55−82 宇都宮ブレックス
川崎ブレイブサンダース 69−68 サンロッカーズ渋谷
三遠ネオフェニックス 89−64 富山グラウジーズ
シーホース三河 73−65 佐賀バルーナーズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 83−77 琉球ゴールデンキングス
ファイティングイーグルス名古屋 89−87 京都ハンナリーズ
仙台89ERS 96−73 茨城ロボッツ
アルバルク東京 86−90 群馬クレインサンダーズ
長崎ヴェルカ 85−87 大阪エヴェッサ

【動画】激化するワイルドカード争い! 島根vs広島 GAME1のハイライト