5月13日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』クォーターファイナルが開催され、琉球ゴールデンキングス(西地区2位)がアウェーでアルバルク東京(東地区2位)との第3戦に臨んだ。

 第1戦に81−80で勝利するも、第2戦に69−73で敗れた琉球は、守り合いとなった第1クォーターでヴィック・ローやアレン・ダーラムが貴重な得点を挙げ、12−9とリードする。続く第2クォーターではライアン・ロシターを中心に得点を伸ばすA東京に対し、岸本隆一が連続3ポイントを決めるなど10得点を奪い、32−29で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、開始からロシターとテーブス海の連続得点でA東京に8−0のランを作られる。それでも、今村佳太やローの長距離砲が決まると、一進一退の展開が続き、48−45で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、琉球はわずかなリードを保つものの、今村が足首を負傷して離脱するアクシデントが発生。さらに、試合残り1分4秒には小酒部にバスケットカウントの3ポイントを決められ、一気に同点とされてしまう。それでも、ダーラムのフリースローで1点のリードを奪うと、最後はロシターとレオナルド・メインデルのショットが外れ、琉球が58−57で死闘を制した。

 セミファイナル進出を決めた琉球は、ダーラムが16得点6リバウンド、ローが12得点11リバウンド、岸本が12得点と活躍した。

 一方、惜しくも敗退を喫したA東京は、ロシターが20得点8リバウンド、アルトゥーラス・グダイティスが13得点9リバウンドと奮闘した。

■試合結果
アルバルク東京 57−58 琉球ゴールデンキングス(@有明コロシアム)
A東京| 9|20|16|12|=57
琉 球|12|20|16|10|=58

【動画】両者一歩も引かない激戦! A東京vs琉球はわずか3点差で勝負の第4クォーターへ