NTTデータ イントラマート(イントラマート)は3月21日、アイ・システムとセールスパートナー契約を締結したと発表した。

 DXの推進による企業競争力の強化や業務の効率化を通じた従業員エンゲージメントの向上への取り組みが加速し、それらを支えるシステムでローコード開発の活用や内製化によるスピーディーな構築が求められている。アイ・システムは、1980年の設立以来、上流から下流の工程までさまざまなシステム構築を手掛け、とくに金融・公共の分野で長年にわたる開発実績と業務ノウハウをもっている。
 両社はこれらの分野を中心にローコード開発によりデジタル業務改革を実現するエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を用いて、手軽でスピーディーなシステム構築を提供し、企業と官公庁の業務改善・変革によるDX推進を支援することを目指してセールスパートナー契約を締結した。
 イントラマートが提供するintra-martは、業務プロセスのデジタル化・自動化を実現するローコード開発を強みとし、導入企業は9500社(23年3月時点)を超え、国内のワークフロー市場で16年連続No.1の実績をもっている。一方、アイ・システムはすでに複数の業務システムの構築実績を通じてintra-martでの開発に長けた技術者を抱えており、今回のセールスパートナー契約によって、同社の既存または新規の顧客に対するローコード開発によるシステム構築の提案が短期間で可能となる。
 今後、アイ・システムはintra-martの認定資格をもつ技術者の育成を進めるとともに、政府が推進する「デジタル田園都市構想総合戦略」に基づき加速する自治体DXの市場の高まりを追い風に、intra-martを活用した企業と官公庁のDXを推進する。イントラマートは、アイ・システムとの連携を強化しながら幅広い顧客へのビジネス変革を支援していく。