ヤクザと中学生のありえない青春を描いた人気マンガを綾野剛主演で映画化『カラオケ行こ！』

2024/01/11 18:00

合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開で累計60万部を突破した和山やまの人気マンガを実写化した『カラオケ行こ！』が、2024年1月12日（金）より全国公開されます。

中学生とヤクザの奇妙な青春

　合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで累計60万部を突破した和山やまの人気マンガを綾野剛主演で実写化したのが『カラオケ行こ！』です。

　合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれます。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うことにまります。そんな二人がカラオケを通じて少しずつ打ち解けてきた頃、“ある事件”が起きてしまい——。

　そんな本作の主題歌はLittle Glee Monsterが歌う劇中でもカギとなるX JAPANの「紅」。今回のカバーにあたり、第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞を受賞するなど輝かしい実績と確かな実力を持つ強豪校、府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とともにレコーディングを行い、原曲と映画のテイストをマッチさせた合唱アレンジで歌い上げています。

　絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役には、『最後まで行く』『ヤクザと家族 The Family』『花腐し』と、話題作への出演が続く綾野剛。物語のカギを握る、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が演じます。そして、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE(湘南乃風）、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝という個性あふれる豪華キャストが脇を固めています。

　主演の綾野剛さんの俳優デビューは2003年に放映された「仮面ライダー」シリーズの『仮面ライダー555』。主人公の仮面ライダー555はHONDAのXR250をベースにした「オートバジン」に乗っていましたが、意外なことに綾野さんはヒーローではなく怪人役としての出演でしたので、バイクに乗ることはなかったようです。