ヤマハは新型の電動モデル「BOOSTER」「BOOSTER Easy」を欧州で発表しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。

ミニマム・スタイリッシュな最新EV

 ヤマハは新型の電動モデル「BOOSTER」「BOOSTER Easy」を欧州で発表しました。

ヤマハ「BOOSTER」(左)と「BOOSTER Easy」(右)
ヤマハ「BOOSTER」(左)と「BOOSTER Easy」(右)

 電動アシスト自転車のパイオニア的存在といえるヤマハは、1993年に「PAS」を送り込んで以来、モデルの拡充を図ってきましたが、新たに公開されたBOOSTERシリーズは、PASと同じく、ペダルと電動アシストシステムを搭載する電動モデルです。

ヤマハ「BOOSTER Easy」
ヤマハ「BOOSTER Easy」

 滑らかなヤマハ製ドライブユニット、頑丈なアルミニウム製シャーシ、20インチ×4インチのハイグリップタイヤ、630Wh 36Vのバッテリーを搭載するBOOSTERシリーズでは、最高アシスト速度25km/h、最大航続距離120kmのアシスト走行が可能なBOOSTER Easyと、最高アシスト速度45km/hに設定されたS-Pedelec(電動モペット)モデルのBOOSTERの2種類を設定。

ヤマハ「BOOSTER」
ヤマハ「BOOSTER」

 S-PedelecモデルのBOOSTERにおいては、5種類の走行モードから選択することが可能で、搭載されたフルカラーTFTディスプレイで速度、航続距離、バッテリー残量を確認でき、スマートフォンを接続すれば、ナビゲーションやフィットネスアプリを閲覧することも可能となっています。

 日本においては、電動アシスト自転車は24km/hまでのアシストとなっていますが、同分野のパイオニアであるヤマハ製品だけに導入に期待したいところです。