この記事は、 Sofia Sayson の取材記事をBuzzFeed Japanが翻訳・編集しました。

韓国の大人気グループiKONのメンバーBOBBYが、アルバム『 Sir.Robert 』に込められた想いを語った。

BOBBY

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2023年に行われた「iKON WORLD TOUR TAKE OFF」の日本公演で、圧巻のパフォーマンスを魅せたラッパーのBOBBY。今年初めに3rdフルアルバム『Sir. Robert』をリリースした。

同アルバムでBOBBYは、その圧倒的な歌唱力だけでなく、作曲の才能も発揮している。 楽曲「harmless」では、ラッパーのちゃんみなとタッグを組んだ。

全12曲が収録された同アルバムには、チョン・サンス、JUSTHIS、iHwak、SOLEなど、豪華アーティストたちが参加している。

BOBBY

——2017年に1stフルアルバムをリリースしましたね。2017年と今の自分を比べて、何か変化はありますか?

BOBBY: 多くのすばらしい仕事仲間に出会いました。その経験を通して、他の人たちとコラボする方法を学んだと思います。自分ひとりで抱え込む必要はないと気づきました。

あとは、(2017年と比べて)大人になった。それが大きな変化のひとつだと思います。

——自身で作曲も行われていますよね。アルバムの楽曲に自分の名前がクレジットされていることに対し、どう感じていますか?また、自分の曲をステージで披露するのはどんな気分ですか?

BOBBY: 作曲やレコーディングをするときは楽しいです。自分の頭の中にあるイメージを現実のものに、歌にしたときは本当に幸せな気持ちになります。その過程が本当に楽しいんです。

(ステージで披露するときは)また違った気持ちになります。ファンの方たちにも感じ取ってもらえるような、そんな雰囲気を作り上げることができたときは誇らしいです。歌手としてのキャリアを歩んできて、本当によかったと思う。

BOBBY

——『Sir.Robert』の制作は、どのように取り組みましたか?大変だったこと・楽しかったことがあれば、教えてください。

BOBBY: 曲を作るときに、頭の中で考えていることを具現化するのは、かなり大変な作業でした。

パズルみたいに、うまくピースがはまったときや、いいプロセスを踏めたときは、うれしい気持ちになります。でも、ピースがはまらなかったり、なんだかしっくりこなかったりすることもある。

大変なときは、すばらしい仕事仲間の力を借りています。一緒に時間を過ごして、たくさん話し合うんです。大変だと思うときも、仕事仲間のおかげで楽しめています。

——同アルバムには、他のアーティストたちとのコラボ曲も収録されていますよね。過去にコラボしたアーティストたちから得たものはありますか?

BOBBY: これまでに、いろいろなアーティストとコラボしてきました。その経験から学んだものは、他のアーティストが、スタッフや仕事仲間とどう関係を築いているかという点ですかね。すばらしい先輩やアーティストたちは、スタッフさんとの関係を築くのもすごく上手なんです。

そんなアーティストは、とてもユニークだと思う。彼らは特別なスキルを持っているんです。チームをまとめるのはアーティストの仕事だと思っているので、彼らから学ぶことも多かったです。

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——ステージに上がる前にやっていることがあれば教えてください。ひとりでステージに立つ気分は?

BOBBY: ステージに上がるのは私ですが、ひとりではないんです。ファンの皆さんがいてくれるので。バンドの仲間、DJ、バックステージで働いてくださるスタッフさんたちもいます。

自分のライブに来てくれたファンを退屈させないために、努力しています。皆さんが楽しめるステージになっていると思います。

——過去の自分と未来の自分、どちらと腹を割って話してみたいですか?

BOBBY: 過去の自分ですかね。未来の自分はつまらないかもしれないから。「その調子でがんばって!」と声をかけてあげたいです。

取材協力:143 Entertainment /Three Angles Production