NHK大河ドラマ『 光る君へ 』の公式アカウントが5月5日にInstagramを更新。 藤原道長 役の柄本佑さんが、玉置玲央さん演じる 藤原道兼 を抱きしめるシーンの写真を公開しました。
病に倒れた兄・道兼を力強く抱きしめる道長。
Instagram: @nhk_hikarukimie
公開された写真には、道長が道兼を抱きしめている様子が写っています。
5月5日に放送された第18回「岐路」で、関白に就任するもわずか7日で亡くなってしまった道兼。
自身の死を前にして涙した道兼を、道長が抱きしめて背中をさするシーンはSNS上でも話題になりました。
物語の序盤で主人公・まひろ(紫式部)の母を道端で突然殺めたり、弟の道長に手をあげたりと傍若無人なキャラクターとして描かれてきた道兼。
父亡き後は後継者に選ばれなかった悔しさもあり、酒に溺れて自暴自棄になってしまいますが、道長が手を差し伸べたことで、徐々に兄弟の関係性が変化しました。
人のためを思って行動するようになった道兼は、兄・道隆亡き後ついに関白の座にまで上り詰めますが、病に倒れてしまいます。
最期は「俺は極楽浄土に行こうとしているのか? 無様な……こんな悪人が」と笑いながら咳き込み、これまでの己の罪を振り返り涙するのでした。
弟を思って「近づくな、俺は疫病だ」「(御簾の中に入ってきた道長に)やめろ!おまえが倒れれば、我が家は終わる。二度と来るな」と見舞いを拒否した道兼。
それを拒否して道兼を抱きしめに戻った道長の行動には、胸を打たれますね……!
Instagram: @nhk_hikarukimie
この投稿に大反響!
視聴者からは
「このシーンは脚本になくて、佑さんが『道長は兄に寄り添うと思います』と提案して生まれたと知り、ますますグッときました。みんなで作る『光る君へ』なんですね」
「このシーン泣きました😢弟が感染しないように追い出す兄と、やはり兄に寄り添いたいと戻ってくる弟💧道兼と道長でタッグをこれから組むという時に無念でした💧兄弟愛が心に染みました😊」
「初回放送時には道兼の死を惜しむとは思わなかったです。弟に抱きしめられる道兼を見て本当に良かったと」
「七日関白……悲しかったです😢道長様は、本当に素敵な方です」
などのコメントが寄せられています。