Prime Video『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加 し、“あざとかわいい”キャラとして人気者となった休井美郷さん。ご自身が経験した高度異形成の上皮内がんの発覚や治療のお話を伺いました。(全2回中の1回)

検査結果を聞いてネットで検索し、眠れなかった

── 以前に高度異形成の上皮内がんが見つかったと告白されていましたが、見つかるまでの経緯を教えてください。

休井さん:2023年4月に不正出血や口内炎ができるなどの体調不良がありました。結果的にこれらは上皮内がんとは関係がなかったのですが、体に異変を感じていたときに婦人科検診PRの仕事の話をいただき、調べてもらうことになったんです。

そこで子宮、乳房、大腸を検査。半月後に結果が送られてきたのですが、開けてみると子宮頸がんになるリスクの高いHPV(ヒトパピローマウイルス)の型が検出されていて…。早めに精密検査を受けるように書かれていたんです。

忙しい日々を送る中、上皮内がんと診断され…忙しい日々を送る中、上皮内がんと診断され…

── それまでは婦人科検診などは受けていなかったのでしょうか?

休井さん:2017年に、乳がんの超音波検査はしたことがありました。また、私は低容量ピルを処方してもらっているので、病院で定期的に子宮や卵巣の検査はしていたんです。

それだけやっていれば安心だと思い、実は子宮頸がんの検査はしたことがありませんでした。というか「やらなければ」と頭をよぎることすらありませんでした。30代になったばかりで、まわりに同じような病気の人もおらず、想像すらしていなかったですね。

── 検査結果を見たときは、どのような心境でしたか?

休井さん:悲しいというよりは、最初はただただ驚くばかりで…。ネットで調べてみると検診結果に引っかかる人も多いようなので、「もう一度検査したら間違いだった…」となるのではと思いました。

実は結果を受け取ったのはゴールデンウィークの2日前。この気持ちのまま連休が明けるまでは待てないと思い、次の日に診てもらえるところを探してすぐに予約をしました。その日の夜はネットでいろいろと検索してしまい、眠れなかったですね。友だちに話せる段階でもないので、ひたすら検索してしまい…気づいたら朝になっていました。

“あざとかわいい”キャラとして人気者に。楽屋での一コマ“あざとかわいい”キャラとして人気者に。楽屋でのひとコマ