風車などオランダ風の景色を楽しめる佐倉ふるさと広場(佐倉市臼井田)で、約100種70万本に上るチューリップが見頃を迎え、色とりどりに咲き競う春の景色が来場者を魅了している。今年は市制施行70周年に合わせて昨年から約5万本増え、日本初上陸の珍しい品種も登場し、佐倉の節目を華やかに彩っている。広場では恒例の「チューリップフェスタ」を開催中で、21日まで。

 青空が広がった19日は平日ながら地域住民や観光客でにぎわい、赤や白、ピンク色や新品種「アンタレス」「ゴールデンステイト」の黄色とカラフルに染まった花畑に見とれたり、においをかいだりと思い思いの時間を過ごしていた。

 広場の一部区画では、チューリップを堀り取りして持ち帰りが可能(10本600円)。時間は午前9時〜午後4時。入場無料。問い合わせは市観光協会(電話)043(486)6000。