電車内で心肺停止で倒れていた男性に、救命措置をし命を救った男女3人に5月22日、消防から感謝状が贈られました。

 感謝状が贈られたのは、会社員で地元の消防団に所属する中島純子さんと看護師の小川原真凛さん、それにJR東日本の社員星洋平さんら3人です。

 3人は2023年2月、千葉県のJR新習志野駅に停まった電車内で、心肺停止の状態で倒れていた40代男性に対し、連携してAEDを使うなどして救命処置を行い、男性の命を救いました。

 その後、男性は無事に社会復帰できたということです。

 習志野市消防本部の広瀬義嗣消防長は「効果的な救命処置を的確に行えたことは、日ごろから高い意識と訓練を行っている証し」と称えました。

会社員で地元消防団に所属する 中島純子さん
「この手で人の命を救ったことは感動したし、社会に復帰したと聞いてホッとしてうれしい」

JR東日本 星洋平さん
「本当に良かった。鉄道を利用中に大変な目に遭われたが、社会に復帰できたのは、日ごろの訓練の成果が出せた」