これからの社会を担う高校生がSDGs=持続可能な開発目標についてのアイデアを発表し合うコンテストが3月20日、千葉市で開かれました。

 このコンテストはこれからの社会を担う高校生を対象にSDGsについて考え行動してもらおうと2020年から全国各地で開催されているもので、千葉県では今回が初めての開催になります。

 20日の最終審査には1次選考を通過した12チームが参加し、高校生らは観客の前で緊張した面持ちで社会課題解決に向けたアイデアを発表していきました。

 そして審査の結果、南房総エリアで進む高齢化問題を山間地域の農業を活性化させることで解決しようとするアイデアを発表した、県立安房拓心高校が最優秀賞に輝きました。

 表彰を受けた安房拓心高校園芸部の生徒は、「アドバイスを送ってくれた先生や地域の生産者の方に感謝したい」と喜びを語りました。