世界最高齢のトライアスロン選手として千葉県内で練習する稲田弘選手が、2024年の大会に向け意気込みを語りました。

 稲田選手は4月16日、熊谷知事を表敬訪問し、「千葉県は自然がいっぱいで気候も良く、楽しく練習できている」と話し、2024年の目標について「6月のアイアンマン大会を完走し、世界大会の出場権を獲得したい」と意気込みました。

 これに対し熊谷知事は「稲田さんの活躍は世界中の人に刺激を与えている。これからも挑戦を続けていってください」とエールを送りました。

 最も過酷とされる、スイム3.8キロ、バイク180.2キロ、ラン42.2キロのあわせて約226キロを、制限時間内にゴールする「アイアンマン世界選手権」。

 現在91歳の稲田選手は、トライアスロンを70歳から始め、八千代市や館山市を拠点にトレーニングを続けています。

 83歳と85歳時点で最高齢完走のギネス世界記録を持つ稲田選手は正にアイアンマンレース界の“レジェンド”です。

稲田弘 選手
「6月にオーストラリアのケアンズで開催されるアイアンマン大会に出場して完走を果たして、ことし10月の世界選手権に何とか出場する権利を獲りたい。けさもトレーニングしてきたが頑張りたいと思う」