悩みや不安を相談する相手がいないとされる“どこにもつながっていない”若者向けに、スマートフォンのアプリを活用した新たな相談窓口が開設されました。

 「千葉県子どもと親のサポートセンター」は、4月から県内の10代の若者向けにウェブ会議などを行うスマホのアプリ「Zoom」を活用した新たな相談窓口を開設しました。

 「ワンストップ・オンライン相談」では、相談者が希望すれば匿名で、顔や声を出さずにチャット機能で対話もできるということです。

 センターのホームページでウェブ予約を受け付けていて、相談時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで、1回40分程度、公認心理師やセンターの相談員が対応するということです。

 センターは、学校の内外で悩みや不安を相談できない、いわゆる「どこにもつながっていない若者」が増えていると指摘していて、「若者向け相談窓口として、気軽に活用してほしい」と呼びかけています。