社会学者の古市憲寿さん(39)が11日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」にスタジオ出演。岸田文雄首相の訪米について言及した。

 番組では、9年ぶりの国賓待遇での米訪問を特集。日本時間10日、米中首脳会談が行われ、同11日、ホワイトハウスで開かれる大統領主催の「公式晩さん会」に音楽ユニット「YOASOBI」が出席することを取り上げた。

 バイデン大統領と岸田首相が晩さん会の向けて登場した映像が流れたあと、古市さんが「未来がなさそうな2人じゃないですか。この2人で一体、何をしゃべるのか僕わかなんなくて」と辛辣(しんらつ)にコメント。

 ジャーナリストの岩田明子さんが「次の大統領が誰になっても変わらないようにっていうそういう意味がある」と解説するも、古市さんは「ただの思い出作りの『最後の晩さん』なのかなってふうに見えちゃう」と皮肉った。

 さらに「お2人にとってはいいんだけど、日米両国にとって本当にこの晩さん会って価値があるのもになりそうなんですか」とまくしたてるように疑問を投げかけた。

 ネット上ではこの主張に対して「正論いいすぎやん」「ご意見ごもっとも」という共感や支持の声から「情報番組がテレビを使って各国のトップを馬鹿にしてる」「そういう形で言うのは失礼だし、ジョークとしてもつまらない」と苦言を呈する声もみられた。