「ヒューマングルメンタリー　オモウマい店」

〈４月１６日（火）午後７時から　日本テレビ系　中京テレビ制作〉

　粘りに粘るリサーチと取材スタイルで〝オモてなしすぎでオモしろいウマい店〟を発掘。今週はオモウマい店初上陸の島根県で見つけたボリュームたっぷりの中華料理店を紹介する。

　訪れたのは県西部の江津（ごうつ）市。店の外も中も大量のたぬきグッズに囲まれているのが特徴。看板メニューの「ちゃんぽん」（１２８０円）は、もやし２袋分４００ｇをはじめ、白菜、チンゲン菜、ニンジン、エビ、イカ、アサリなど１５種の具材と豚肉を中華鍋で炒め、豚骨＆鶏がらの特製中華スープで煮込む。最後にのびにくい焼きそば麺を投入。あふれんばかりの野菜に目を奪われるこの逸品、総重量は２ｋｇにもなる。あまりの野菜の量に、客は１口食べても２口食べても「麺まで到達せん」「麺を探さなあかんわ」と困惑し、このときは１６口目でようやく到達。

　このほか、しょうゆベースのあんが決め手の「天津飯」や、甘口の焼き肉タレをベースにした「豚丼」なども人気だが、ちゃんぽんに並ぶ看板メニューが、店名やインテリアとも関連する「狸の国ラーメン」。とんこつラーメンに、とんかつ、自家製チャーシュー、コーン、味たまご、刻みネギ、えびの天ぷらといった多彩な具材がトッピングされている。

　すでに亡くなった初代店主が、「２〜３キロ行列が並ぶ伝説のお店だった」大阪に続き、故郷の島根県で開いた店。現在は、初代店主の妻と子供たちが島根県の店にそろい、主に妻と店主の長男で切り盛りしている。仕事とタヌキを何よりも愛し、集めたタヌキグッズは６６００点。店内だけでなく、自宅にもグッズだけでなくリアルなはく製までが並ぶ。そんな父が掲げた「タヌキみたいなおなかになって、腹いっぱいで帰ってほしくて大盛に」というポリシーを息子たちが引き継ぐ。

　そして、店主の長男が新たに開発したメニューが「爆盛たぬき丼」（４０００円）。果たしてそのボリュームと内容は。ＭＣ・ヒロミ、進行・小峠英二。ゲストは小森隼（ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳ）、田村保乃（櫻坂４６）、川西拓実（ＪＯ１）。