女優の広末涼子(43)が17日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれたイベントで所属事務所から独立してから初めて公の場に登場した。

 同日に開幕したファッション展「第11回FaW TOKYO春」の中で開かれた廃棄物削減を目指すプロジェクトの発表イベントにゲスト参加。その後に行われた「RX Japan」主催の別イベントでは指輪をせずイヤリングをして笑顔で現れた。

 「BIOTECHWORKS―H2」の西川明秀最高経営責任者(CEO)らと行ったサステナブル(持続可能な)ファッションがテーマのトークで、3児の母親でもある広末は自身の洋服について「もう1回リバイバルが来るなって思って大事なもの、昭和っぽい物も取っておく」とし、「子どもの物は(成長して)着られなくなるので親戚だったり、おいっ子めいっ子に”お下がりシステム”がしっかりできています」と明かした。

 来場したファッション業界関係者へのメッセージを求められると、「今日はこの場でファッションを我慢するばかりでなく楽しむ会社をつくりたいというお話を聞いた時にワクワクするなと思った。楽しみながら地球のために次世代の子どもたちのためにアプローチできるか。業界は違うんですけど自分もそういうポジティブなメッセージをファッション業界にもそうですし、役者として発信できるような人間でありたい」と話した。

 広末をめぐっては昨年6月、週刊文春がシェフの男性との交際を報道、所属事務所が無期限謹慎処分を発表。7月に離婚が発表され、今年2月には広末が事務所を退所、独立していた。