EXILE TETSUYA(43)がリーダーとなり、こどもの夢を応援するために結成された新ユニット「EXILE B HAPPY」が27日、東京・人見記念講堂でユニット初の単独公演「KIDS B HAPPY」を開催し、集まった約500人の子どもやファンら計4000人を沸かせた。

 子ども好きな7人が集結したユニット。通常は6歳以上としている入場を3歳以上に設定し、会場の2階ロビーには玩具会社「ボーネルンド」とコラボした遊具エリアを設置するなど、空間全体を演出。公演前から子供たちの笑顔があふれたライブは、友情出演のEXILE NESMITH(40)が紙芝居を読むところからスタートし、観客を夢の中へいざなった。

 歌唱は子どもの持つ夢の背中を押す「MORNING SUN」(5月5日リリース)で幕を明け「Choo Choo TRAIN」では客席を駆け巡りダンスを披露した。子どもを飽きさせないよう、ネスミスが悪役の演劇やメドレーを交え、全18曲を熱唱した。

TETSUYAが「僕がEXILEのパフォーマンスを初めて見に行ったとき、キッズダンサーと踊っていたのが印象的な曲。パフォーマンスするのは初めて。このメンバーで歌いたいと思います」と歌い出した「KISS YOU」だが、小森隼(28)にとっても思い出があり「小学生のとき初めてのオーディションで落ちてそれから1回も踊れなかった。19年ぶりに踊ります」と明かし、「すごく悔しい思いをした。それでも夢を諦めない大事さを伝えたい」

 盛り上がる会場にTETSUYAは「このメンバーだから、この景色が見られているのかな」とほほ笑んだ。最後に「BE HAPPY」を歌い上げると口々に、「この曲を歌うと気持ちが締まるね」、「まだ2曲しかないからね」と苦笑い。再度「MORNING SUN」を歌唱して夢から覚め、ダンスやコール&レスポンスで客席と一体となったキッズエンターテインメントは幕を閉じた。