◇7月スタート・フジテレビ系ドラマ「海のはじまり」

 アイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮(27)が、7月スタートのフジテレビ系ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)で父親役に初挑戦することが7日、発表された。さまざまな形の”親と子”のつながりを通じて描く愛の物語。主人公・月岡夏役で、夢だった”月9”での初主演となる目黒は「見てくださる皆さんの心を動かせるお芝居を全うしたいという気持ちです」と意気込んでいる。

 ドラマは、夏が大学時代に付き合うようになった同級生・南雲水季から突然別れを切り出され、7年後に水季の葬式で自分の娘・海と出会うストーリー。”親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品だ。

 目黒らが出演して話題を呼んだ、22年10月期放送の同局系ドラマ「silent」の脚本家・生方美久さん、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーが今回、再集結。注目の子役・泉谷星奈(6)が、海を演じる。

 同局の伝統ドラマ枠で初めて主演を射止めた目黒。仕事を続けるか迷っていた時期だったデビュー前の20歳の時、自らを奮い立たせようとあこがれのことを書く”夢ノート”に半ば無理やり「月9の主演をしたい」と記したという。その夢がついに実現し「本当に夢のような気持ちです」と大感激。一方で「事務所の先輩方もそうですが、これまでたくさんの役者の皆さんが作り上げてきた月9は、やはり特別なものを感じます」と気を引き締めている。

 続けて「たくさんの方に愛される作品になればいいなと思います。僕もこれから楽しみながら撮影に挑みたいと思うので、皆さんも楽しみにお待ちいただけたらと思います!」としている。

 オーディションで海役を勝ち取った泉谷も「海ちゃんの気持ちになって、皆に感動してもらえるお芝居をしたいです」と意欲十分だ。