◇28日 センバツ高校野球大会準々決勝

 昨秋の東北大会で優勝した青森山田と近畿大会で優勝した大阪桐蔭が敗れ、10地区の優勝校のうち4強に勝ち残ったのは北信越大会優勝の星稜(石川)だけとなった。

 10地区の優勝校が明治神宮大会に出場することになったのは2000年からで、翌01年以降のセンバツでは、中止となった20年を除き前年秋の地区大会優勝校が少なくとも1校は4強に残っている。

 今回を含めた23大会の内訳は1校が11度、2校が7度、3校が5度で、4強を独占したことはない。過去22大会のうち決勝に勝ち残ったのは18度。08、10、11、21年は、いずれも1校だけ勝ち残っていたチームが準決勝で敗れた。このうち10年の大垣日大(岐阜)と11年の日大三(東京)は明治神宮大会の優勝校だった。