1月の全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)で8年ぶり4度目の優勝を果たしたトヨタ自動車が29日、名古屋市内で優勝報告会を開き、約150人が陸上長距離部の栄誉を祝った。

 同部の熊本剛監督が「(チーム内で)ホンダの3連覇を阻止するのはうちだと話していた。アンカーがゴールした時は選手の頼もしさを感じた」とあいさつ。元マラソン選手の増田明美さん、マラソン解説者の金哲彦さんと選手によるトークショーでは、アンカーを務めた主将の服部勇馬らが思いを語った。新たに入社する2選手の紹介では、箱根駅伝で活躍した駒大出の鈴木芽吹と中大出の吉居大和に期待の拍手が送られた。