◇10日 DeNA―中日(横浜)

 中日・高橋周平内野手がプロ野球史上526人目となる通算1000試合出場を達成した。

 高橋周は「3番・三塁」でスタメン出場。2回2死二、三塁で一塁を強襲する適時内野安打を放った。「当たりはよくなかったですが、チームに追加点が入ってよかったです」とコメント。さらに4回無死からも左前打を放ち、今季3度目のマルチ安打をマークした。

 高橋周は山梨・東海大甲府高から2011年のドラフト会議で3球団競合の末、中日に入団。ルーキーイヤーの2012年から1軍で出場。同年6月17日オリックス戦(京セラドーム大阪)ではプロ1号。18歳4か月での本塁打はドラフト制以降の高卒新人では最年少だった。

 以降も1軍での出場を重ね、2019年には三塁でベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。2023年は3月31日の巨人との開幕戦(東京ドーム)で決勝打を放つも、石川昂の台頭などで出場機会が限られ、プロ入り後初の本塁打なしに終わったが、今季はオープン戦からアピールを続け、開幕から全試合でスタメン出場を続けている。