◇12日(日本時間13日) ドジャース―パドレス(ロサンゼルス)

 大谷翔平選手が「2番・指名打者」でスタメン出場し、5回の第3打席で左翼線への二塁打を放って日米通算1000安打した。第1打席の4号ソロで通算175号を記録し、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが持つ日本人歴代最多に並んだのに続くダブル記録達成となった。

 5回先頭、1ボール2ストライクと追い込まれながら、低めの変化球に反応して左翼線に落とした。1000安打の内訳は、NPB296本、MLBで704安打。

 プロ初安打は、1年目の日本ハム時代の2013年3月29日の西武戦(西武ドーム)で「8番・右翼」で先発出場して5回に岸から右翼線二塁打。メジャー初安打はエンゼルス時代のメジャーデビュー戦となった2018年3月29日のアスレチックス戦に「8番・指名打者」で2回にグレーブマンから右前打。

 日本人選手の日米通算1000安打達成は、昨年のレッドソックス・吉田正尚外野手以来。(写真はAP)