◇17日 中日2―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日が今季4試合目の完封勝ちを収めて、貯金を2020年以来の6とした。さらに、15年以来となるリーグ最速での10勝到達となった。

 両チーム無得点で迎えた6回。2死から中田が四球を選ぶと、続く細川が左翼フェンス直撃の二塁打を放って、チャンスメーク。右脚負傷のため抹消となった高橋周に代わって三塁でスタメン出場したカリステが、ヤクルトの先発・小沢から左前への2点適時打を放った。

 投手陣は先発・涌井が5イニング5安打無失点と好投。開幕からの連続無失点を17イニング1/3と伸ばして21年の13イニングを超える自己最長とすると、後を受けた斎藤、清水、松山が無失点リレーでつなぎ、最後は守護神・マルティネスが締めた。