◇19日(日本時間20日) 大リーグ ドジャースーメッツ(ドジャースタジアム)

 ドジャースの大谷翔平選手が19日、メッツ戦に「2番・DH」で出場する。12日に松井秀喜と並ぶ日本勢最多のメジャー通算175号を放ってから5試合ノーアーチ。今季5試合目の先発予定の山本由伸を援護する記念の一発は飛び出すか。

 相手先発は左腕のマナエア。アスレチックスに21年まで在籍し、パドレス、ジャイアンツを経て今季から4球団目となるメッツに移籍したきた32歳だ。過去、大谷との対戦成績は5打数1安打、1四球、2三振。大谷は昨季左腕に2割4分5厘と成績が良くなかったが、今季はここまで対左腕は34打数11安打、打率3割2分4厘と打っている。

 大谷はここまで21試合に出場して、86打数31安打、打率3割6分、4本塁打、10打点の成績。安打数「31」は18日の全試合が終了時点でメジャートップだった。一方で、今季得点圏打率は19打数1安打で、5分3厘。ロバーツ監督は「得点圏では打ちにいきすぎている。もっと落ち着かないと」と指摘していた。得点圏での勝負強さを見せたい。

 山本由伸は今季5度目の登板となる。ここまで1勝1敗、防御率4.50。前回のパドレス戦は2本塁打を喫して5回3失点で、勝ち負けはつかなかった。これまでの登板は5回が最長。中6日空いての登板で、長いイニングを投げたいところだ。メッツは、昨年オフに山本獲得に熱心だったチームでもある。